漫画「ホーリーランド」あらすじ・ネタバレ 格闘技好き必見!
作品概要
ホーリーランド | |
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漫画 | |
作者 | 森恒二 |
出版社 | ヤングアニマル |
レーベル | ジェッツコミックス |
発表号 | 2000年20号 - 2008年11号 |
巻数 | 全18巻 |
話数 | 全182話 |
登場人物
神代 ユウ(かみしろ ユウ)本作の主人公。いじめや偏見を受け不登校となってしまった所謂ひきこもりだったが自殺することも出来ず、ふとしたきっかけでボクシング教本と出会い、自室で四六時中ボクシングのワンツーだけを反復行為として没入するようになる。やがて自分の居場所を夜の街に求め彷徨うようになるが、不良達に度々絡まれ、体に染みつくまでとなったパンチでその都度彼らを撃退していくうちに「下北不良(ヤンキー)狩りボクサー」として名を轟かせることになる。
金田 シンイチ(かねだ シンイチ)通称:シン。裏表がなく明るい性格で、いじめられっ子や不良を含めて、誰とでも分け隔てなく接することのできる、ユウの数少ない友人。ハンバーガー屋でアルバイトをしている。基本的に暴力は振るわない主義で喧嘩も弱いが、ユウの身近にいる人物の中では一番の理解者であり、彼の対人関係を円滑にする事ができる数少ないムードメーカー的存在。
伊沢 マイ(いざわ マイ)マサキの妹で、ユウのクラスメイト。兄と似た雰囲気を持つ(友人には否定された)ユウを何かと気に懸ける。
中村(なかむら)ショウゴと同じ白泉会の道場に所属。一度ユウをはめるため道場に誘い込むが、その事でシンに捕まり、ユウに謝罪。その後はユウが長田と再戦する手はずを整える等、ユウやシンにとっていい先輩になっている。
山崎 一馬(やまざき かずま)ボクシング部所属。部のエースで不敵な性格。町の喧嘩自慢には否定的でマサキに対してもそれは同様である。
佐野 メグミ(さの メグミ)マイの友人の女子生徒。本編では「メグ」と言われる。脱法ドラッグ「トゥルー」をワタルと共に服用し、薬物中毒になってしまう。その後は病院に入院し、両親にユウ達と引き離されてしまう。また「トゥルー」と引換えに、密売グループのメンバー達に性行為を要求させられたかのような描写がある。
「ホーリーランド」のあらすじ
高校生の神代ユウは、家にも学校にも居場所を見つけられず夜の街にいた。華奢な外見であり、ひ弱ないじめられっ子であったユウだが、ある時、ボクシングのワン・ツーを覚え、人知れず自室で訓練を繰り返す。そして何ヶ月か経った頃、夜の街で自分に絡んできた不良達をワン・ツーで倒していったユウは、次第にヤンキー狩りと呼ばれ恐れられる程になっていた。その名に引かれるように、腕に憶えのある不良や格闘家達がユウに挑みかかり、彼だけではなく初めて出来た友人や仲間達をも巻き込んでいく。しかし、繰り返される強敵との闘いの中で、ユウの実力は更に上がり、その強さで、夜の街をうろつく若者たちの中で路上のカリスマとも言える存在になっていくのだった。
やがてユウがプロデビュー寸前のキックボクサーに勝利し街を出る機会を考えていた時、夜の街では依存性の強い脱法ドラッグが蔓延するようになる。街は売人と化した不良達によって荒らされ、ユウの周囲の人々が次々と脱法ドラッグの餌食となっていく。ユウと仲間達は脱法ドラッグを流通させる者達と対立し、最後の戦いに挑む。