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漫画「罪と罰」のあらすじ ネタバレ 引きこもりが現代の少年少女の闇に迫る

 

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作品概要

作者:落合尚之

出版社:双葉社

雑誌:漫画アクション

連載漫画アプリ:ピッコマ 他

登場キャラ

弥勒(みろく):本作の主人公。引きこもりがちの大学生活を送る

馬場光(ばばひかる):援交女子グループのリーダー。

りさ:ヒカルに無理やり援交をさせられてる。

罪と罰」のあらすじ ネタバレなし

「崇高な目的のために流される血はあがなわれる」 ひきこもりの大学生・弥勒(みろく)が計画したのは援交女子高生のリーダー・ヒカルの殺害。

ヒカルは同じグループのリサに無理やり援交をさせ、金をまきあげていた。「害虫を一匹取り除く、むしろ世の中のためだ……!」だけどそれは終わりのない地獄の始まりだった–。“ひきこもり”と援交女子高生。ドストエフスキーの名作を原案に、現代の少年少女たちの抱える闇に迫る

罪と罰」のネタバレ 結末を含む

※ここから先は完全なネタバレです。結末も含むためご注意下さい。

結末から言うとヒカルを殺し、さらに援交を強要されていたリサという女の子も殺します。それまで、自分の犯罪は全て上手く完全に遂行していた、と思っていた弥勒。しかし、その計画は脆くも崩れ去った。

 それ以降、彼にとっては周りの人間は全て敵に見え、元々信頼できる人物がいないのに、さらなる孤独に苛まれることとなるのです。状況が進んでいくと弥勒がどうして犯行に及ぼうとしたのか、という心理を描く過去の出来事も描かれることに。その人物こそが、弥勒をここまで変えてしまった。弥勒の行動原理を作ってしまった、と言っていい人物です。同時に、唯一弥勒を理解してくれる人物と言ってもいいでしょう。さらに、途中で弥勒は「ある女性」に出会うのですが、この女性との出会いが弥勒の後の行動をさらに変えていく存在となっていくのでした。弥勒は自らが目指す「特別」な存在になれるのか。それとも、「人間」に戻る選択をするのか。

 

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