映画「グリーンマイル」のあらすじネタバレ 主演トム・ハンクス 人間の温かみがわかる映画
- 作品概要
- 登場人物
- 「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『起』
- 「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『承』
- 「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『転』
- 「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『結』
作品概要
グリーンマイル | |
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The Green Mile | |
監督 | フランク・ダラボン |
脚本 | フランク・ダラボン |
原作 | スティーヴン・キング |
上映時間 | 188分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
公開 | 1999年12月10日 |
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登場人物
ポール・エッジコム:コールド・マウンテン刑務所Eブロックの看守主任。在職中、78回の死刑執行の指揮をとった。ジョン・コーフィに尿路感染症を治療してもらってから、彼が本当に双子の少女を殺害したのか懐疑的になる。
ブルータス・ハウエル:Eブロック副主任。ポールの相棒であり、正義感の強い大男。「ブルータル(乱暴者)を自称しているが、これは冗談であり、体格は良かったが、必要に迫られなければ蠅1匹殺せない男であった」とポールに称されている。独身。
パーシー・ウェットモア:看守の1人。州知事と義理の血縁関係にあり、コネがあるのをいいことに好き放題振る舞っている。「筋金入りに残酷な男で、冷酷で不注意でバカと3拍子揃っている」とポールに評されている。囚人のドラクロアとは非常に相性が悪い。
ディーン・スタントン:看守の1人で比較的若手である。縁なしのメガネを着用している(映画では眼鏡をかけていない)。繊細で涙もろい。看守の中で唯一幼い子供がいる。
ハリー・ターウィルガー:看守の1人。冷静で物静かな性格。
ハル・ムーアズ:コールド・マウンテン刑務所の所長。妻・メリンダが難病を患っており、そのことで頭を抱えている。ポールとは家族ぐるみで仲が良い。
カーティス・アンダーソン:コールド・マウンテン刑務所の副署長。映画には登場しない。
ジョン・コーフィ:双子の幼女を殺害した罪でコールド・マウンテン刑務所に投獄されることになった、大男の黒人(ブルータスよりもさらに巨体)。身長2m、体重126kg。深みと静かな響きのこもった声質。まるで子供のように暗闇を恐れ、不思議な力を持っている。
アーレン・ビターバック:劇中では最初に処刑される囚人。通称「首長(チーフ)」。ネイティブ・アメリカンだが、キリスト教徒である。酒に酔って喧嘩で人を殺し、死刑を宣告された。ウォシタ・チェロキー評議会長老のビターバックの死刑は「上首尾の死刑」と称され、何の支障もなく執行された処刑の例として挙げられている。
アーサー・フランダース:死刑囚。通称<大統領>。映画版では登場しないが原作では処刑される前に減刑となりEブロックを離れ、電気椅子に座ることはなかった。その後受刑者同士の争いにより殺害される。
エデュアール・ドラクロア:通称「デル」。南部系フランス人の死刑囚(名前の日本語表記が曖昧で、エドワール・デラクロアなどと表記されることもある)。ミスター・ジングルスと名付けたネズミを飼育している。少女を強姦し、死体をアパートの裏で燃やしたところ、建物に燃え移り、中の住人6人が更に死亡。うち2人は子供だったという。心配そうな顔つきの物腰穏やかな小男であり、頭は禿げあがり、長く伸びた髪の先がシャツの後ろ襟をこすっている。看守のパーシーとの相性が非常に悪く、デルの死刑執行の際、パーシーの悪戯により、処刑が残酷な結果になってしまい、派手に惨死する末路を迎える。
ウィリアム・ウォートン:通称は「ワイルド・ビル」だが本人はこの呼び名を嫌っており、「ビリー・ザ・キット」を自称している。凶悪な囚人であり、強盗を犯し多数を殺害(そのうち1人は妊婦だった)。少女2人を殺害した真犯人でもある。コーフィの力で錯乱状態に陥ったパーシーによって銃殺される。
バート・ハマースミス:コーフィの事件を取材したジャーナリスト。映画ではコーフィの弁護人に変更された。
「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『起』
※ここから先ネタバレを含みます。ご注意下さい。
1932年、アメリカの刑務所。死刑因監房で看守を務めるポールのもとに、一人の大男が送られて来る。双子の少女を強姦殺人した罪を持つ死刑囚ジョン・コーフィは、その風貌や罪状に似合わないほど弱く、繊細で純粋な心を持っていた。これと同時期に、知事の妻の甥であるパーシーが看守となり、傲慢な態度で他の看守たちから嫌われる存在になる。
「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『承』
ある時、コーフィは触れるだけでポールの重い尿路感染症を治してしまう。彼はその後も、パーシーに重傷を負わされたネズミのミスター・ジングルスの命を救い、これを見た看守たちは、彼はその不思議な力を神から授かった特別な存在なのではと考え始める。同時にポールは悩む。コーフィが電気椅子に送られること、それを行う自分たちは大きな過ちを犯しているのではないかと。
「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『転』
しばらくして、ウィリアム・ウォートン―通称“ワイルド・ビル”という凶悪な死刑囚が送られてくる。コーフィはハルの妻・メリンダから吸い取った病気をすぐに吐き出さず、パーシーに移した。パーシーは錯乱状態となってウォートンを銃で撃ち殺し、まもなく精神病院に送られた。それからコーフィはポールの手を取って双子の少女の殺人事件の真相を伝え、ポールはウォートンが双子の少女を殺害した真犯人だったと知る。
しかし、コーフィの冤罪を覆す証拠は存在せず、死刑執行が決定される。ポールたちはコーフィに脱獄を勧めるが、「毎日のように、世界中の苦しみを感じたり聞いたりすることに疲れたよ」と言いコーフィはそれを拒否して死ぬことを選んだ。数日後、コーフィは電気椅子に送られ、ポールの手で処刑された。
「グリーンマイル」のあらすじ ネタバレあり『結』
その後、ポールは108歳になっても健康に生き続け、ミスター・ジングルスも60年以上生き続けていた。これはコーフィの力の副作用によるものだったが、ポールは自分がコーフィを処刑したことで神から罰を与えられ、家族や友人全員より長生きすることになると信じている。そしてミスター・ジングルスの異常な長寿ぶりから、自分が死ぬのは遠い先のことだろうと考えている。
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