漫画「食糧人類」あらすじネタバレ なぜ人間を家畜として育て繁殖させる?圧倒的なグロさ
作品概要
食糧人類 ーStarving Anonymousー
原案:水谷健吾
原作:蔵石ユウ
漫画:イナベカズ
登場人物
伊江
食糧人類の主人公。画家志望で瞬間記憶能力があり、一度見たものを絵を描いて再現できる。優柔不断で頼りないところがある。
カズ
伊江の友人。祖父母が熱中症で亡くなり、気象学者を目指していた。飼育室でブクブクに太ってしまうが・・。
山引
ナツネと共に伊江の3日前に飼育室に閉じ込められていた青年。知的だがおしゃべりで危険を楽しむ性格。面白いことには目がない。
ナツネ
寡黙で少し乱暴なところがある青年。だが、壊れた女に手を合わせるなどの
優しさもある。人間を食糧として食べる巨大生物を心の底から憎んでいる。
小倉(ロン毛の中年男)
巨大施設内で出会った男。過去に施設の闇を解き明かすべくライターとして侵入するも脱出出来ずに身をひそめて施設内で暮らしている。施設の壮絶な過去を教えてくれた人物。
和泉所長
巨大施設の所長。逃亡中の伊江たちを捉えるためならなんだってすると断言。
謎の巨大生物
施設内にいる巨大生物で人間を食糧とし次々と食していく。何のためにこんなことを
しているのか!?
生殖種
怪物の食糧となる子どもを出産する。優秀な生殖種だと18歳で20人もの子どもを産むようです。一度の出産は3~4人。
想像もつかないほどペースで子どもを産む生殖種は非常に恐ろしいものがあります。
興奮剤でずっと交尾のことしか考えられなくなっています。
増殖種
中枢神経を破壊されない限り何度でも身体を再生出来る。成長が早く、人間の3~4倍の速さで体が成長していく。巨大生物への対抗手段!
夕凪の会
特殊能力を持った巨大施設の警備集団。施設の脱走をはかったものに人体改造を加え、あらゆる能力を持った集団である。表向きは施設の警備をしているが裏の姿は・・・。
桐生
夕凪の会をしきる人物であり科学者。冷血で恐ろしくもあるが裏に秘めた施設の秘密を知る重要人物。
「食糧人類」のあらすじ ネタバレあり
ある日、高校生の伊江とカズの2人は、学校からバスで帰宅する途中、車中に捲かれ拉致されてしまう。
目が覚めると、そこは人が敷き詰められたトラックの上だった。辺りには冷凍された
裸の人間たちが並び、生きた人間たちによって解体されていた。
何が行われているのか全く検討のつかない伊江。あまりの光景に思わず絶句する。友人のカズの姿が見当たらない。
そして、ある施設の中に入る伊江。そこには、今まで見たことも想像したこともない恐ろしい出来事が待っていた。生殖種、巨大サナギ、極限まで太った人・・。ここで一体何が行われているのか。
伊江の目の前で極限まで太った人間が巨大虫に切り裂かれ食されていく。この施設では、人が食糧化されているようだ。
一体何のために・・・近頃頻発している失踪事件が関係しているのか?
この施設は一企業が運営しているようなものではない。なにか巨大な組織が動かしているとしか思えない!!謎を解き明かしていくと国家が関与していることが分かった。なぜこのような残酷なことを国がしているのだろうか!
施設内の探索をしていると伊江たちは想像を絶する事実を知る。人間が巨大生物を飼っているのではない。巨大生物が人間を飼っているのだ!
人類は巨大生物を満足させるために食糧を供給しなければいけない。
地球では悪いニュースばかりが目立っていた。最高気温記録更新!異常気象に関する研究に進展!?全国各地で集団失踪事件が多発!!
地球上では温暖化が進み、人間が住めるのは100年前の1/1000にまでなってしまっていた。地球温暖化の原因も解決も全て巨大生物次第、信じがたい事実がコレだ!全ては巨大生物の食糧確保のために・・・。
内閣総理大臣や閣僚までも巨大生物の言いなりになっている。まさに食糧人類!
ストーリーが進むにつれ、仲間のナツネと山引の過去も明らかになっていく。人間離れした驚くべき能力も・・・。そして巨大生物たちが牛耳る世の中になってしまった事実も!
施設の中の敵は巨大生物だけではない。人体改造人間が集う『夕凪の会』も伊江たちの前に立ちふさがる。
心強い仲間たちと巨大設備の謎に迫っていく。そして、巨大設備を脱出しようと模索する伊江たちだが、無事逃げ切ることが出来るだろうか!?